2013年 08月 27日
屋久島の森の裏 |
1970年代までことごとく伐採された屋久島の森は今、深い森へと変貌してます。環境破壊などとは縁の遠い世界が確かに、この森には存在てます。破壊されても、人が手を加えなければ、日本の自然はパワフルに回復することを、この森は教えてくれます。
しかし、屋久島の森の木々たちが切られなくなった背景には、安価な外材の流入があると思います。もし、海外の資源に頼ることができなければ、屋久島の山々はきっとハゲ山になっているでしょう。外材のお陰で、屋久島の森は豊かさを取り戻せたように思います。
海外の森に目を向ければ、森の恵みを頼りに生きていた民が、生きる糧を奪われ、涙と怒りで満ちあふれた眼差しを日本に向けていることは、知らなければならない真実です。
by shunzo_landphoto
| 2013-08-27 08:57
| 鹿